≪Q&A≫輸入壁紙について

おすすめしたい商品のひとつが、”輸入壁紙”です。

手に取り、広げた時の感動を、皆さまにもお楽しみいただきたいと思っております。

Humble deco shopでは、輸入壁紙のDIYの入り口として、1mものをご用意しております。

まずはパネルに貼ったり(店舗でのワークショップ、また、オンラインワークショップもご用意しております。)、

小物でお試しいただいて、壁に1面DIYへと進んでいただきたいと思っております。

輸入壁紙をご検討の皆さま、まずはこちらをご一読ください。

1)壁紙の基本情報

Q1.壁紙を貼るのが初めてです、初心者でも貼れますか?
A1.輸入壁紙は幅が肩幅ぐらいの50cm前後と国産壁紙より狭く、貼りやすいです。
また、国産壁紙には『ミミ』と呼ばれる、両脇ののりしろ部分があるのですが、輸入壁紙にはなく、ぴったりと柄を合わせながら貼っていく『突き付け』と呼ばれる方法で貼りますので、初めての方でも比較的わかりやすく貼っていただけます。
Q2.国産壁紙と輸入壁紙の違いは何ですか?
A2.一番の違いは壁紙の幅です。この幅の違いがDIY向きかどうかを決めています。国産壁紙はプロの職人さんが貼る用に作られていますので、安価ではありますが、幅が広くDIYで扱うのは難しいです。また、独特で大胆な柄は輸入壁紙ならではなので、アクセントにぴったりです。
Q3.輸入壁紙のサンプルはありますか?
A3.輸入壁紙のサンプル発送の取り扱いはございません。Humble deco shopでは、1mカット商品をご用意しております。それ以上は受注販売となります。柄を確認、インテリアパネルなどでお試しいただき、その後ご希望のm数を受注販売という形で販売させていただきます。
Q4.糊(のり)付きの壁紙は販売していますか?
A4.当店では、のり付きの壁紙は販売しておりません。壁紙の素材や用途に合わせて、別途「壁紙用のり」をご購入ください。
Q5.どのような糊(のり)を選べばいいですか?
A5.裏面が不織布(フリース)の壁紙とそれ以外によって使用する糊が変わります。壁紙に合った糊をお選びください。
Q6.施工道具は何を準備したらいいですか?
A6.当店では、壁紙施工の道具をセット販売しております。下記のリンクよりご覧ください。
Q7.壁紙の素材について、それぞれ違いがあれば教えてください。
A7.当店では、大きく分けて2種類の輸入壁紙をご用意しております。
≪紙素材≫
「紙」の輸入壁紙は発色が良いのが特徴ですが、紙でできているため強くぶつけたり、テープなどがついてしまった場合、キズや剥がれができやすいです。ですが、版画のような印刷技法で印刷されたものなど、輸入壁紙独特の質感を楽しむこともできます。
施工の際は、水分を含むことにより伸縮するので、壁紙側に糊を塗り、オープンタイム(のりを馴染ませる時間)をとって施工します。
≪不織布(フリース)≫
「不織布(フリース)」の輸入壁紙は化学繊維で作られています。伸縮性がほとんどなく、輸入壁紙の中では扱いやすい素材です。
壁に糊を塗って貼ることができるので、初めて貼る方におすすめしたい素材です。

2)施工場所・施工方法について

Q8.壁紙の上から壁紙を貼っても良いですか?
A8.一番きれいに仕上がるのは、壁紙を剥がし、下地処理を行ったのちに貼る方法ではありますが、壁紙の上から貼ることもできます。
賃貸の場合などは、既存のビニールクロスの上から貼って剥がすことができる糊もありますので、そちらを使用してください。
(※表面に防汚・防塵などの加工がしてある壁紙など、貼れないものも一部あります。)
壁紙の素材にあった糊を使うことがポイントとなります。また、貼る面に汚れなどがあるとうまく接着しない場合がありますので、汚れをきれいにした後に貼ってください。
Q9.木部やベニヤの上に壁紙は貼れますか?
A9.基本的には貼ることができますが、表面が平滑でない場合などは下地処理を行ってから貼ってください。
Q10.タイルの上に貼れますか?
A10.基本的にタイルの上に施工することはできません。
Q11.塗装面(ペイントがされた面)に壁紙を貼ることはできますか?
A11.塗装面に凹凸などがなく、平滑な面であれば貼ることができます。ですが、塗装の剥がれがある場合などはそこから剥がれてしまう恐れがあるので、剥がしたのちに下地処理を行ってから貼ることをおすすめします。
Q12.古い壁紙を剥がしてから新しい壁紙を貼りたいのですが、どうやって剥がせばよいでしょうか?
A12.カッターで切り込みを入れて、その部分から上下に向かって剥がしてください。新たに壁紙を貼る場合は、必ず平滑面であることが重要なので、剥がした箇所に凹凸などがないか確認してください。一部既存壁紙の裏紙が残ってしまっている場合などは、全て剥がしてかた下地処理を行うことが望ましいです。
築40~50年経っている場合や、壁紙が何重にも重ねて貼ってある場合は、無理に剥がさない方が良いです。
Q13.天井に壁紙を施工できますか?
A13.一番きれいに仕上がるのは、壁紙を剥がし、下地処理を行ったのちに貼る方法ではありますが、壁紙の上から貼ることもできます。
賃貸の場合などは、既存のビニールクロスの上から貼って剥がすことができる糊もありますので、そちらを使用してください。
(※表面に防汚・防塵などの加工がしてある壁紙など、貼れないものも一部あります。)
壁紙の素材にあった糊を使うことがポイントとなります。また、貼る面に汚れなどがあるとうまく接着しない場合がありますので、汚れをきれいにした後に貼ってください。
Q14.輸入壁紙を襖(ふすま)に貼ることはできますか?
A14.襖に貼っていただくことはできますが、可能であれば既存の襖紙を剥がしてから壁紙を貼ることをおすすめします。
上貼りすることもできますが、貼る場合は襖紙用ののりではなく、強力のりでしっかりと貼り付けてください。

★既存の襖紙を剥がす場合
本ふすまと板ふすまの場合はのりまたは両面テープでの施工が可能です。

それ以外のふすまの場合はのりではなく両面テープで施工してください。

■施工方法
1・取手を外します。古い襖の場合は外れないことなどもありますので、その場合は無理に外すと破損する場合がありますので、状態を見ながら外してください。

2・壁紙をカットします。貼る部分の襖のサイズぴったりではなく、枠部分も含めたサイズでカットするようにしてください。

3・壁紙を貼り付けてます。なでバケなどで余分な空気を抜いてください。

4・反対面までかからないように、余分な箇所をカッターでカットしていきます。

5・枠と取手を取り付けて完成です(取手部分はカッターで穴を開け、はめ込むようにして取り付けましょう)

★既存の襖紙を剥がさず、上貼りする場合
必ず襖紙用ではない、強力タイプののりを使用してください。

襖紙用ののりですと、剥がれる場合がございます。

3)必要量について

Q15.1ロール(10m)でどのくらい貼れますか?
A15.日本の平均的な天井高は2.4mですので、幅で言うとおよそ3幅程度貼ることができます。
ただし柄によって貼れる面積が大きく異なりますので、必ずそれぞれの商品詳細をご確認ください。
Q16.一部屋の1面にアクセントとして壁紙を貼る場合、どれくらい必要ですか?
A16.壁紙の必要量は、天井の高さ、窓の広さ、ドアの大きさなどによって変化します。
また、輸入壁紙は柄のある壁紙ばかりなので柄リピート(柄の繰り返し)があり、必ず余分な必要量が生じてきます。
貼る面積と全く同じ面積分だけを準備するのではなく、リピートを考慮した量が必要となりますのでご注意ください。
例)幅52cm×10m 柄リピート61cmの壁紙を8畳のお部屋一面(幅360cm×天井高さ240cm想定)に貼るとすると、

目安として20~25m程度で必要です。念のため、その1割程度多めのご準備がオススメです。

この例ですと、ロール販売(10m)商品を3本必要となります。

上記は一例です。柄リピートの数値は商品により異なりますので、詳細は各商品ページをご確認ください。

Q17.壁紙の柄リピートとはなんですか?
A17.リピートとは、壁紙の同じ柄から柄までの間隔(ピッチ)のことです。
壁紙の種類によって柄の大きさが異なり、柄から柄までの感覚も異なります。この柄の間隔を「リピート」と呼んでいます。壁紙の必要量はこの柄リピートのサイズによって大きく異なりますので購入の際は必ず確認してください。(無地の壁紙にリピートはありません)
     画像提供:夏水組

4)その他

Q18.壁紙の防火認定とはなんですか?
A18.建築物の内装材は、建築基準法によって防火上の基準が設けられており、十分な防火性能を持っているものに対して防火認定を行います。壁紙も防火認定を受けているものがありますので、壁紙を選ぶ際のひとつの指標としてお考えください。
Q19.水周りに施工してもいいですか?
A19.基本的には浴室内ではない箇所であれば施工してもらえますが、水がかかる場所などはおすすめできません。
トイレや洗面所などは特に剥がれなどなく施工していただけますが、キッチンなど水が直接かかったり、油汚れや洗剤汚れがつくような箇所はおすすめ致しません。
Q20.壁紙は拭けますか?
A20.簡単な水はねであれば時間をおかず乾いた布等で強く擦らずに拭きとってください。
紙、不織布素材の壁紙には、軽くコーディングがなされているため、この方法で対応していただければ、水汚れは、落ちる場合がほとんどです。
塩化ビニール素材は拭き取りやすい印象ですが、塩化ビニール壁紙の中には、表面に凹凸があるのものやフラットなものがあり、お手入れの方法は異なります。発砲素材の壁紙は、強く擦ると膨らんだ柔らかい部分がつぶれてしまうので、紙、不織布素材と同様、汚れを吸い取るようにお願いします。
全ての壁紙に通じる基本的なお手入れ方法としては、擦らずホコリを落とすようにしてください。
Q21.壁紙が余りました。何かに使えますか?
A21.パネル等に貼り、オリジナルのインテリアパネルを作ってみるのはいかがでしょうか。
箱などに貼って、オリジナルの収納ボックスを作るのもいいと思います。
また、量が足りなくなったら、1mからご購入いただける「m単位販売」がオススメです(壁に広い面で施工する場合は、多少の色の違いが出る場合があるため、同ロットでの購入をおすすめしております)

参考資料:夏水組